【大学卒業後、スーパーの魚屋に】

大学を卒業後、スーパーに入社しました。

今もそうですが、当時から「接客業」に関心があったんです。

直接お客様の顔が見える仕事がしたかったんですよね。

しかし、現実はとっても大変でした!

まずは配属先。

「食品はないだろう」と思っていたところ(未だに当時のこの根拠は不明:笑)、

鮮魚売場に配属に「なってしまいました」。

これが当時の素直な感想でしたね。

だって、「希望も出してないし、魚好きじゃないし」って状況だったんです。

「あじ」と「いわし」の区別もつかない(笑)

最初は、ほんと〜にしんどかったですね。

朝早いし、水や氷は冷たいし、においするし、

日々の商売だし(鮮度の問題があるのでどんどん回転させて行かなきゃいけない)。

家で料理したこともないから切り方も料理方法もさっぱり。

それで魚の知識もない。

怒られる要素満載。毎日パニック

でも、周りの人に恵まれたこともあって、

その難しさが楽しさに変わっていきましたね。

スーパーという業態のおける「食品部門」の重要性もわかってきましたし。

そして、なんといっても

「仕掛けられる。そしてダイレクトに反応が出る」

というのは最大の魅力でした。

工夫することがとても楽しいし、お客様が喜んでくれるとうれしい。

食品売場もお魚も、いつの間にか「好き」になっていました。

だから上長(マネージャー)にいろんなことを試させてもらい、結果を踏まえてまた仕掛けて・・・

そんな毎日が、とても充実していました。

「担当者」として自由にいろいろやらせてもらった(まかせてもらえた)経験は、

今も大きな財産になっています。

しかし、この頃少し勘違いしてたんですよね。

この仕事のやり方でどこまでもいける・・・そんな風に思っていましたから。

【スーパーの魚屋から、どうして「社会保険労務士」になったのか】

そんな担当者時代を経て、はじめての異動で鮮魚売場のマネージャーに!

当時としてはかなり早い(若くしての)マネージャー昇進だったようです。

はじめ、私は売上や利益をあげるために

担当者時代の延長のように

「一人で」あれこれ考えたり走り回ったりしていました。

今考えると、

“自分が頑張ればなんとかなる”と思っていたんですね。

でも、そんなことはないわけです。

「マネージャー」ですから、自分のことだけ考えてはいられません。 

スーパーという業態から想像できるかもしれませんが、

部下には正社員だけではなく、パートタイマーやアルバイトもたくさんいました。

外国人の方もいました。

その「チーム」が、全体で機能しなくては、鮮魚売場として

なかなか結果を出すことはできません。

そもそも、私一人だけがんばっても、

大量の商品を毎日開店時間までに売場に出すことすらできません(笑)

それに気づいてから「チームで効果・結果を出す」ことを

自分なりに試行錯誤しました。

数値計画、作業計画、役割分担、目標管理、権限委譲・・・

その中で「部下を守るための法律知識」という事柄にも直面しました。

チームを機能させる

→部下の立場やモチベーションを維持・向上していく

→そのために安心感・信頼感をあたえる(「守る」という意識をもつ)

ということが、とても重要な要素だと感じたのです。

正直、私自身は担当者の時、“法律”なんて全然気にしていませんでした。

給与明細の控除欄なんてほとんど見なかったですし。

残業代とか社会保険料のことなんて、気にもしてこなかったわけです。

でも、それは「人」によります。

生活・価値観が違う人が集まっているのだから当然ですよね。

必然的にこうした事に関する疑問・質問を受けることも出てくるわけです。

「知らないよ」ということはできますが、信頼関係においてプラスにはならない(笑)

また、たくさんの人が集まる職場ではいろんなトラブルが起こります。

それがいいことなのか、いけないことなのか、

リーダーが判断できないと部下は不安になったり、迷ってしまいます

そして、そのタイミングを誤ると、取り返しがつかなくなることさえあります。 

そういう中で 

「法律やルールを知らないことで、大切なものを失うことがある」

ということがわかってきたのもこのころです。

ですから、少しずつ人事労務に関する法律(のさわり)を勉強しました。

そして、少しずつですが、確実に、強く、興味を持っていくのがわかりました。

そうした中、徐々にチームの力はあがり、 

素晴らしい上司や部下に恵まれ、数値結果も出てきました。

確かに鮮魚売場は魅力的でした。

でも、私の中で、

「法律のことをもっと突き詰めたい、

そして、一人でも多くの人にこのことを伝えたい」

という想いがどんどん強くなっていきました。

一時、「人事部にいきたい」 と希望を出したほどです。

当時の店長が「現場の私」をとても評価してくれており、

その夢はかないませんでしたが(泣)

そんなころに、ふと資格学校のパンフレット(チラシ?)で

出会ったのが“社会保険労務士”という国家資格だったわけです。

・・・そこにはこう書いてありました。

“人事労務のプロフェッショナル!”

「あぁ、これだ!」と(笑) 

・・・

私の「社会保険労務士」としての出発点はこういう所にあります。

ですから、正しい法律知識をお伝えすることは

私にとっては“手段”でしかありません。

あくまでも、私の“目的”は

「縁あってお会いした方(クライアント)の

 “大切なもの”を守るお手伝いをすること」

です。

会社のことはどんなことであれ、

やはり最後に決めるのは経営者の方です。

当たり前のことですが、重要でありとても難しいことでもあります。

自分が知らない、わからないことであれば尚更です。

私は選択肢を提示(提案)し、

経営者の方の判断のサポートを徹底的にいたします。

そして、

その決定した方向に、更に私にできることがあれば、

全力でお手伝い致します。

平成22年、私は「行政書士」の資格も取得しました。

「経営者の方へのサポートをしたい」

「大切なものを守るお手伝いがしたい」という意味で、

原点は同じです。

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
046-258-1244

受付時間:平日 9:00~18:00

経営者・人事労務担当者のみなさまへ
神奈川県座間市の社会保険労務士岡本事務所です。

就業規則は労使トラブルを回避し、社員との信頼関係を築く重要アイテムです!

このサイトでは「就業規則ってどんなものか知りたい!」
というあなたのために、よく見かける“就業規則サンプル”を題材に就業規則作成(変更)のポイントをわかりやすくお伝えいたします。

対応エリア
神奈川県横浜市、川崎市、相模原市、座間市、厚木市、海老名市、大和市、綾瀬市、その他神奈川全域、東京都内など

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・相談予約

046-258-1244

<受付時間>
平日 9:00~18:00

プロフィール

神奈川県座間市の社会保険労務士、岡本豪です。前職は「スーパーの魚屋」!
約10年の間、日々お客様と向き合う接客の現場や部門マネージャーを経験。
そこで身に付けた「強いチームの作り方・育て方」と
社会保険労務士の「法律知識」との合わせ技で
「元気な会社作り」のお手伝いをしています。
ポイントは【攻めと守りを意識したルール作り】!

就業規則変更作成センター

住所

〒252-0001
神奈川県座間市相模が丘4-56-3

営業時間

平日 9:00~18:00

これまでのTwitter